2025年1月の記事一覧

先週の総探＆LHRの時間にプレゼンしていただいた企業について（1月21日「1年次　プレゼンテーション講座」）、今度は自分たちでプレゼンをします。

社会人のプレゼンテーション資料を参考に、自分たちでまとめなおします。

全く同じではよくないので、必要だと思うものを取捨選択してわかりやすく再構成しました。

さすがデジタルネイティブ、スライドの操作もレイアウトも説明されずともどんどん進めていました……。

発表は2月13日に行います。資料はもちろん、話の内容にも期待しています。

1月23日(木)5,6時間目、紳士服量販店のAOKI様を講師として招き「身だしなみ講座ファッション編」を行いました。

男女各3名の代表生徒がモデルとなり、実際にスーツや礼服を着ている様子を見ながら、説明を受けました。スーツの選び方や着こなし方、振る舞い方など実演を交えながら丁寧に教えて頂きました。

大人も知らないマナーや所作の意味合い等も聞くことができ、とても勉強になったのと同時に、生徒達も社会に出る自覚が芽生えるきっかけになったのではないかと思います。

1年次で、プレゼンテーション講座を行いました。

企業様８社にご来校いただき、自社の魅力をプレゼンテーションしていただきました。

生徒達は、その様子を見て、後日自分たちで資料を作り、プレゼンテーションを行う予定です。

プレゼンテーションとは何か？という話から、自分たちでどうやってプレゼンテーションするのかを考える
機会は少ないですし、当然ですが、普段の授業で感じる印象とは違って新鮮に感じていたようです。

自分の考えをどのように表現するかは、今後進路活動をする際に必ず必要な要素ですし、今回の活動で得た
知識や感覚を他の学校生活の中でも生かしてほしいと感じました。

プレゼンテーション講座の続きが楽しみです。

みなさんは昔の人たちが色をとるためにどのような工夫をしていたか知っていますか？

色鉛筆やクレヨン、ペン、マジックがない時代・・。古代の人々は「石」を削って彩色の

原料としていました。1月6日に本校の理科の先生のご協力を得て

日本画に用いられた石から作られた絵具を再現する教材研究を行いました。

上の石は銅の鉱山の跡地に見られる「孔雀石」と呼ばれるものです。これを砕くと

「緑色」の絵の具になります。今回はこの石を砕いて当時の絵師の気持ちになって絵具を作ってみました。

ハンマーで砕くとかなりの音がしましたが、この孔雀石は30分程度で粉々になりました。

初めて石を砕く作業をしましたが、先生方、真剣に取り組んでいました。

石を砕くとこんなにきれいな色になるなんて想像もしていなかったので驚きました。その後、石を

ふるいにかけて大きさをそろえたところ・・石の大きい粒は濃い色に、小さい粒は白っぽい色になること

が分かりました。日本画の彩色は色を混ぜて濃淡を作っていたのではなく、石の粒の大きさを変えることで

変化をつけていたことも今回学びました。何度も重ね塗りをすることで何百年も退色しない屏風や絵画

となって今の私達に伝わっていることも実際に作ってみて理解することができた教材研究となりました。

さて、孔雀石から作った岩絵具、これだけでは剥がれ落ちてしまいます。そこで膠（動物の血液や脂などを

煮込んだもの）と呼ばれる動物からとれるゼラチンを糊として混ぜると・・

時間が経っても色が剥がれ落ちない絵の具になります。

先生方で岩絵具を用いてお正月らしいテーマで文字やイラストを描いてみました。発色は薄いですが

昔の人たちがどのようにして絵画を描いたか、また原料の確保や石取引、実際に画材を作る人や

絵を描く人がいたことなど1枚の絵を描くだけでたくさんの人の手がく分かっていたことが

わかる教材研究の場となりました。

今回の教材研究が授業の中で皆さんに還元できる日が来ることをこうご期待！

１月８日から３学期がスタートしました！

＜校長講話＞

「目的意識を持つ」というお話がありました。今年何をするかを考えて取り組むのはもちろん大切ですが、それだけではくじけてしまう時が来ます。「何のためにそれをするのか」を意識すると、心の支えになります。常に「何のために」を心において、いろいろなことにチャレンジしていってほしいです。

＜生徒指導主任訓話＞

冬休み中、事故などに遭っていたら例え軽微なものでも報告してほしいこと、また、進路を決定した３年生へ向けて自動車免許取得やアルバイトは学校のルールに守って行うことなどのお話がありました。

締めくくりの３学期、目的をはっきりさせて行動しましょう！